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CT検査
しょう動物病院 CT検査機器

最新のマルチスライスCT検査機器を導入いたしました。

  • CT(Computed Tomography)検査はコンピューター断層撮影とも言い、X線を使用して体内の断層画像を撮影する画像診断技術です。骨や血管、組織や内臓などを詳しく調べることで、がんの広がりや遠隔転移、超音波検査やレントゲン検査では判別できない病変の視覚化、肺や気管支の病気を特定することに役立ちます。またある一定の脳病変を検出することも可能です。

    今までCTを必要とした患者様は画像診断センターへ撮影を依頼し、出向いていただいておりましたが2024年3月より、当院にて行う事が可能になります。

    最新のマルチスライスCT検査機器を導入いたしました。

当院のCT検査機器の特徴

  • 当院のCT検査機器の特徴

    FUJIFILM Suria Optica 64列 128スライスCT

    高精細かつ高速撮影を可能にするCT機器です。中型犬の体幹部であれば約3.8secで撮影を完了することができます。早く細かく撮影することができるため病変の内部構造や辺縁などを明瞭に観察することが可能になります。

    またAI技術を活用して設計された画像再構成技術であるIPV*によりX線特有の被爆量を少なくし、見やすい画像を提供することが可能です。

    *IPVはIterative Progressive reconstruction with Visual modeling


  • 当院のCT検査機器の特徴

    Synaps Vincento coreというワークステーションも併せて設置いたしましたので、撮影した画像を3Dに構築し、皆様にわかりやすく視覚化することでご家族の理解を得られる説明を行う事が可能になります。


CT検査を行うにあたっての注意点

  • 全身麻酔が必要になります(病状によっては無麻酔で行うこともあります)
    CT検査は患者様が動いてしまうと画像がブレてしまいます。正しい画像を撮影するために全身麻酔が必要であることをご理解ください。また症状によっては麻酔前検査が必要になります。

    造影剤を使用いたします
    造影剤を使用することで血液が流れている場所をより明確に映し出し、画像にコントラストをつけることができます。これにより特定の臓器を強調する事ができより病変部位を認識しやすくなります。
    *稀に造影剤により、アレルギー反応や腎不全が生じる事があるため、検査後は一定時間院内で様子を見させていただきます


    CT検査を行うにあたっての注意点

CTを必要とする疾患

  • CTを必要する疾患
    頭頸部疾患 鼻腔、咽頭、歯科、一部の脳疾患、内分泌系腫瘍
    肺の疾患 転移性腫瘍や呼吸器疾患
    腹腔内の腹腔内疾患 副腎腫瘍や肝臓、腎臓などの腫瘍
    血管系の疾患 門脈体循環シャント、血栓症
    結石症 胆石、尿管結石、膀胱結石
    骨の疾患 骨腫瘍、骨折