2023年7月8日
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは、現在受けている治療や診断に関して第二の意見を求めることを言います。
当院ではセカンドオピニオンで来られた患者さまに対してまず丁寧にお話を聞くことから始めさせていてだきます。現在までの経過や、現在の犬猫の容体、現在行っている治療および反応など詳細をお聞かせいただいた上で当院の方針や費用などをお伝えしております。また当院では外科専門医の先生に定期的に来ていただき、難易度の高い手術も行っております。
セカンドオピニオンを受けられる飼い主様
・セカンドオピニオンをご希望の方はまずはお電話にてお問い合わせください
・ご来院時には今までの経過のわかる検査結果をお持ちください
・お話だけの場合はセカンドオピニオン料金として2000〜4000円ほど費用がかかります
(診察がある場合はこの費用はかかりません)
今までお受けしたセカンドオピニオンの例
・現在の診断に対して他の見解が聞きたい
・今行っている治療とは違う治療法が聞きたい
・症状が治らないので見てほしい
・外科専門の先生の意見が聞きたい
・二次診療施設で2つ以上の診療科を受診しているのでまとめてみてほしい
・予防は近医で行うので病気だけみてほしい
・猫が暴れるので近くの病院では検査をしてくれない
診断や治療方針に関するお問い合わせはもちろん、食事相談やしつけ相談に関してもお受けすることができます。お気軽にお問い合わせください。
その他の記事
-
2022年の健康診断のまとめ
季節が過ぎるのは早いもので、あっという間に新年度を迎えました。 今年もワンちゃんのフィラリアの検査・予防が始まる時期になりました。 当院ではフィラリアの予防を始…
3年前 -
犬の尿石症について ~症状や治療法について説明します~
尿石症とは?
尿石症とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道などの尿路のいずれかの部位に結石ができる病気です。結石が存在する部位によって、…5か月前
-
低侵襲手術(内視鏡を用いた膀胱結石の摘出)
膀胱結石は犬、猫ともに発生頻度の多い泌尿器疾患です。体質により再発を繰り返すことが多いですが、手術時に細かな結石を取り残してしまうことによって術後早期に膀胱内に結石が確認…
3年前 -
犬の弁膜症:僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)
犬の弁膜症:僧帽弁閉鎖不全症(MMVD) 僧帽弁閉鎖不全症(以下 MMVD)は犬の心臓病の代表的な疾患です。犬の心臓の構造は人と類似しており、2心房2心室で…
2年前 -
消化管穿孔
消化管穿孔は外傷、異物、腫瘍など様々理由で生じます。今回は消化管の穿孔により細菌性腹膜炎を生じた猫を紹介いたします。 雑種猫 2歳9カ月 去勢雄 数日前から食欲…
3年前 -
皮膚科
皮膚疾患はワンちゃんや猫ちゃんが予防以外で動物病院を受診する理由としてTOP3に入り、当院でも皮膚疾患で受診される方が多くいらっしゃいます。「痒がっている」、「皮膚が赤く…
2年前 -
「たくさん水を飲む」「たくさんおしっこする」は病気のサインかもしれません!
こんにちは!最近は日ごとに気温があがり、夏の暑さが本格的に到来しつつあります。 私たちヒトと同じように、動物も暑くなるとのどが渇いてたくさん水を飲むようになり…
6か月前 -
胆泥症・胆嚢粘液嚢腫
胆嚢とは、肝臓で作られた胆汁の貯留を行う臓器で、方形葉と内側右葉に埋まるように位置しています。胆嚢から発生する疾患には胆石、胆泥、胆嚢粘液嚢腫および胆嚢炎などがあります。…
3年前 -
尾状葉乳頭突起の肝葉切除(肝細胞癌)
犬の肝臓の腫瘍性疾患において一番多く発生する腫瘍は肝細胞癌です。日常の臨床的にもよく遭遇する腫瘍で、発生の形態によって孤立性、多発性、び慢性に分けられます。経過としては徐々…
1年前 -
フィラリア予防
毎年春になるとフィラリア予防という言葉を耳にすると思います。なんとなくわんちゃんに害がありそうだから、健康診断のついでにやっておこうかな?本当にフィラリアの検査って必要なの…
2年前
