- ホーム
- 症例
- 消化器の病気/総合診療科
- 総合診療科
2023年9月4日
総合診療科
例えば、嘔吐や下痢が認められれば、何となく消化器が悪いのかな?と考えることができますし、咳をしていれば呼吸器かな?と予測することができます。しかし、「なんかいつもと様子が違う」や「何となく元気がない」「少し体重が減った/増えた気がする」など、ちょっとした体調の変化は一概に〈この病気でしょう!〉ということができません。そういった、【ちょっとした体調の変化から重症度の高い血液内科まで、総合的な診断を必要とする疾患を多角的な観点から診断していく】事を目的とした分野が総合臨床科です。
動物は話すことが出来ないため、入念な問診と身体検査を行い『原因疾患を見落とすことなく診断までたどり着く』事が特に重要です。この分野は検査は多く行うことがありますがCTやMRIなどの高度診断機器は多くの場合必要ありません。
セカンドオピニオンはもちろん、複数の疾患を持っておりそれぞれの病気をまとめて治療してほしいというご要望にもお応えいたします。
もちろん日頃の身近な食事指導も動物の健康を守る上では非常に重要です。食事やサプリメント、生活指導なども行っておりますのでお気軽にお尋ねください。
◇診断リスト
・不明熱
・免疫介在性溶血性貧血
・免疫介在性血小板減少症
・多発生関節炎
・エリテマトーデス
・関節リウマチ
・脂肪織炎
・血栓症
・FIP
その他の記事
-
発作重責・脳炎
犬によく見られる特発性髄膜脳脊髄炎の一種で、多因性の疾患であり、明確な原因は不明です。臨床症状は大脳病変の部位によって異なり、発作や虚弱、旋回運動、視覚障害などを呈し、最終…
6年前 -
2024年の春の健康診断まとめ
今年も春の予防シーズンが落ち着き、夏本番が近づいてきていますね。今年は早い時期から猛暑が続いているので、熱中症には十分気をつけて下さい。 ここからは、今年度の4~6月…
2年前
-
消化管穿孔
消化管穿孔は外傷、異物、腫瘍など様々理由で生じます。今回は消化管の穿孔により細菌性腹膜炎を生じた猫を紹介いたします。 雑種猫 2歳9カ月 去勢雄 数日前から食欲…
3年前 -
犬の口腔内無顆粒性悪性黒色腫
犬の口腔内腫瘍には悪性黒色腫、扁平上皮癌、線維肉腫など様々な種類の腫瘍が発生することが報告されています。この中でも悪性黒色腫は口腔内腫瘍の中で最も発生率の高い腫瘍とされ、半…
2年前 -
肋間開胸術による犬の肺腫瘍切除
今回は他院にてレントゲン撮影をした際に肺腫瘍が見つかり、セカンドオピニオンとして当院を受診し、CT検査及び肺葉切除によって腫瘍を摘出した一例を紹介します。 a …
1年前 -
内視鏡 異物除去
内視鏡症例をご紹介いたします。 果物の種を飲み込んでしまったワンちゃんで内視鏡によって摘出を行いました。 異物、誤食の中で桃の種など果物の種は高確率に腸…
5年前 -
先天性疾患 心膜横隔膜ヘルニア整復
腹膜心膜横隔膜ヘルニア(Peritoneopericardial Diaphragmatic Hernia;PPDH)は、「心膜横隔膜ヘルニア」とも呼ばれる、先天的に発生す…
4か月前 -
犬・猫の混合ワクチン
コロナの影響によって”ワクチン”という言葉をよく耳にするかと思います。わんちゃん、ねこちゃんと一緒にいると、はがきなどによって混合ワクチンのお知らせが届くと思います…
3年前 -
2022年の健康診断のまとめ
季節が過ぎるのは早いもので、あっという間に新年度を迎えました。 今年もワンちゃんのフィラリアの検査・予防が始まる時期になりました。 当院ではフィラリアの予防を始…
3年前 -
尿管結石摘出術
尿管結石は文字通り腎臓と膀胱をつなぐ『尿管』に結石が詰まってしまい、二次的に腎臓に損傷が生じる疾患です。片方の尿管に閉塞しただけでは主だった症状は認められませんが…
2年前
