ご予約はこちら
受診ご希望、獣医師の方 045-932-5151
企業、法人の方 090-6770-5244
2026年8月6日

2026年 春の健康診断の結果をまとめました!

この春も多くのわんちゃん、ねこちゃんに健康診断をご利用いただき、ありがとうございました。健康診断は、見た目は元気でも隠れている病気や体の変化を早期に見つけるための大切な機会です。今回も、血液検査で治療が必要な病気だけでなく、将来の病気につながる可能性のある小さな変化が見つかったケースもありました。

このページでは、今年の春の健康診断をまとめさせていただきました。おうちのわんちゃん、ねこちゃんの健康管理の参考にしていただければ幸いです。

健康診断を受けたわんちゃん・ねこちゃんの総計

今年の健診は  イヌ : 418 頭    ネコ : 68 頭  でした!

春はフィラリアの検査と予防開始シーズンで採血に来るわんちゃんがたくさんいるため、例年通り、わんちゃんの健康診断件数はとても多いです。

わんちゃん・ねこちゃんの異常値が検出された割合

健康診断の結果を年齢層毎に比較すると、やはりわんちゃん・ねこちゃんに共通して、若いころから健康診断に来てくださっている飼い主様がたくさんいらっしゃることがわかります。
病気を早期発見する機会のないわんちゃん・ねこちゃんを少しでも少なくするため、来年もより多くの飼い主様に健康診断を周知していただけるようにお声がけをしていこうと思います。

検査項目ごとに異常値が検出された割合

〇ワンちゃんの結果
今回の健康診断では、犬は年齢が上がるにつれて血液検査で異常がみつかる割合が増加し、10歳以上では約7割に何らかの異常が認められました。特に肝臓や胆道・膵臓に関連する項目の異常が多くみられ、症状が出る前に異常が発見できるケースも少なくありません。シニア期はもちろん、若いうちから定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながります。

〇ネコちゃんの結果
今回の健康診断では、猫も年齢とともに血液検査で異常がみつかる割合が増加し、10歳以上では約7割になんらかの異常が認められました。特に腎臓に関連する項目の異常が多く、高齢になるほどその傾向が強くみられました。猫は体調不良を隠す動物であり、病気が進行するまで症状が現れないことも珍しくありません。元気にみえても、定期的な健康診断で体の変化を早めに見つけることが大切です。

当院では年に一回、健康診断をおすすめしています!

より長く元気でいてもらうために、病気を早期発見することはとても大切です。年に一回、高齢になってくれば半年に一回の健康診断をお勧めしています。
当院では、血液検査をはじめとし、レントゲン検査、心臓やお腹のエコー検査も健康診断として受診可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお尋ねください。

2025年 健康診断まとめ

犬のフィラリア予防

ノミ・マダニ予防

その他の記事

  • 犬の胆嚢粘液嚢腫について | 進行してから症状が現れる恐い病気でもあります

    胆嚢粘液嚢腫とは主に犬で多く見られる疾患で、胆嚢という臓器に可動性の乏しい粘液が過剰に溜まることで発症するとされています。一昔前までは稀な疾患とされていましたが、近年では…

    7か月前
  • 低侵襲手術(内視鏡を用いた膀胱結石の摘出)

     膀胱結石は犬、猫ともに発生頻度の多い泌尿器疾患です。体質により再発を繰り返すことが多いですが、手術時に細かな結石を取り残してしまうことによって術後早期に膀胱内に結石が確認…

    3年前
  • 尿石症

    尿石症とは、尿路のいずれかの部位で、尿中の溶解性の低い晶質から結石形成に至り、これが停留し成長することによって尿路の炎症・頻尿・乏尿・閉塞などの徴候を引き起こす疾患です。そ…

    6年前
  • 2024年の春の健康診断まとめ

    今年も春の予防シーズンが落ち着き、夏本番が近づいてきていますね。今年は早い時期から猛暑が続いているので、熱中症には十分気をつけて下さい。 ここからは、今年度の4~6月…

    2年前
  • 犬と猫の慢性腎臓病(CKD)について解説 | 多尿や体重減少は慢性腎臓病の初期症状かもしれません! ~検査および診断編~

    こちらでは、慢性腎臓病(CKD)における必要な検査および診断について解説していきます。 慢性腎臓病には大きく4つのステージがあり、どのステージにいるのかで治療法や予…

    8か月前
  • 犬と猫の混合ワクチンについて | どれが家の子に合うの?

    コロナの影響によって”ワクチン”という言葉をよく耳にするかと思います。わんちゃん、ねこちゃんと一緒にいると、はがきなどによって混合ワクチンのお知らせが届くと思います…

    3年前
  • 犬の甲状腺機能低下症について | 元気がないや皮膚症状は甲状腺機能低下症の初期症状かも? ~治療編~

    こちらの記事では甲状腺機能低下症の治療について解説していきます。 正しく適切なホルモン補充療法とモニタリングが行われていれば予後良好なことが多いです。 甲状腺…

    9か月前
  • 心室中隔欠損症(VSD)

     心臓は、様々な臓器に酸素を供給するために血液を送り出す器官です。  全身に酸素を供給した血液(=酸素が少ない血液。青い部分)を取り込んで、肺で酸素を取り込んだ血液(…

    3年前
  • 腫瘍科

     獣医療の発展に伴いペットの長寿化が進み、ペットの死因でも悪性腫瘍(ガン)が上位を占めるようになってきました。   犬の平均寿命 14.76 歳、猫の平…

    3年前
  • そのガーガー音 “気管虚脱” かもしれません

    呼吸をするときに " ガーガー " とガチョウが鳴くような異常な呼吸音がする時はありませんか?その異常な呼吸はもしかしたら気管虚脱かもしれません。気管虚脱は特に小型犬に多…

    1週間前